流れゆく時代と、アイドルのTシャツ
Tシャツとアイドルと言うと、まず思い出されるのは、コンサートの会場の外のグッズ売り場で販売されている、名前入りのものです。
私もまだ学生だった頃、抽選で当たった、アイドルのイベントコンサートに行った事があります、そこで、そのアイドルのTシャツを買ったのを思い出しました。
私はその時はもったいなくてそれを着る事ができなかったのですけど、でも周りに居た人々は、やっぱりすぐに着ていました。
というより、それだらけです。
皆さんの熱気は冷めることのない程の熱い思いでした、私もその一人でした。
しかし時代は流れて行くものです、分かっていた事なのにいずれ冷めてしまう事も、いつまでも人気があるわけもなく、そのTシャツを着ている人も今では、ほとんど見る事もなくなってしまいました。
買った人、みんなが着ると恥ずかしいと言って、捨てていきました。
でも私は捨てる事はありませんでした。
捨てられませんでした。
私もそのアイドル達のファンを辞めてはいるけど、その思い出までを捨てるなんて事は絶対出来ませんでした。
そんな事をしたら、自分を否定しているも同じ、そう思いタンスの奥深くにしまいました。
そして、その事すら忘れ、五年後くらいしてホコリまみれのそのTシャツを発見しました、今では洗濯をして私の部屋着になっています。
凝ったデザインのTシャツも、現在は一般で売っている
Tシャツとアイドルというと、なんだか1980年代を思い出すのですけど、この当時はかなりアイドルブームというものがありまして、ローラースケートをはいて踊ったりするような若い子たちが歌いながら踊るということが当たり前のようになっていました。
このように活発な活動をするアイドルは基本的に動きやすく、運動に適した格好をしているということがありまして、色とりどりに飾られたTシャツを着ているということが多く、そのセンスというものはかなりのものがあると当時から思っていました。
これは衣装ということもあったのでしょうけど、そのへんで売っているものとは一味違った魅力があったのです。
現在は一般で売っているTシャツもかなり凝ったデザインのものや、特殊な効果を持つものとかがたくさん出ていまして、当時アイドルが着ていたような目をひくようなものとかがけっこう見られるようになりました。
これは、ある意味でこうしたものの敷居が低くなったということがあるのかもしれません。
私はあまりTシャツのデザインというものにこだわったことはありませんけど、プライベートな時間を過ごす場合においてはこの手の格好をしていることが多いので、年齢相応の落ち着いたデザインにしているということはあります。
ただ、散歩とかスポーツなんかのときにはちょっと若めのデザインのものを着たりしてアクセントをつけているのです。